井の頭自然文化園では、2008年お正月の1月2日(水)と3日(木)、「園長とフェネックとネズミのお出迎え」「いのかしらネズミーズクイズラリー」「新春獅子舞」など、楽しいイベントを用意してみなさんをお待ちしています。
その中でもオススメは、「新春くるみくじ」です。なぜクルミ? じつは井の頭で飼育しているある動物が、毎日毎日、たくさんのクルミを食べてくれるので、たくさんの殻が手に入るのです。おまけに殻はきれいに二つに割られています。その中にクジを入れて(写真上)、ボンドでくっつければ、かわいい「くるみくじ」のできあがり!
ある動物が何かわかりましたか? クルミの殻をかじって中身を食べているのは、「リスの小径」で放し飼いにされているニホンリスたちです(写真中)。当園で飼育しているニホンリスは、繁殖棟の個体もあわせると、なんと約 180頭。1日に1頭がだいだい1個のクルミを食べているので、毎日 180個のクルミの殻ができる計算になります。
さて、クルミの中にはクジが入っていますが、何が当たるのか、一部だけお教えします。ネズミなど動物のぬいぐるみや動物の絵本の他、動物園ならではの動物グッズ、たとえばカケスの羽やタテガミヤマアラシのトゲ、タガメの脱皮殻などが当たります(写真下)。
そして、クジの他にも楽しんでいただきたいのが、動物おもしろ情報です。「アジアゾウのはな子は鼻で水を一度に5リットル吸い上げることができる」「アカゲザルの顔には識別用のイレズミがある」「水生物館のカイツブリは、1羽が1日に約 100匹の小魚を食べる」など、当園で展示している動物のとっておき情報もクルミの中に入っています。
「新春くるみくじ」は2008年1月2日と3日の正午から。各日とも先着 100名様です。お正月は井の頭自然文化園においでください!
(2007年12月28日)
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