ニュース
アオノリュウゼツランが開花しました
 └─2012/08/03

 数十年に一度しか咲かないといわれているアオノリュウゼツランが、2012年70周年記念を迎えた井の頭自然文化園で開花しました。場所は動物園(本園)熱帯鳥温室の前です。

 英名で「センチュリープラント」(100年に一度開花するの意)と呼ばれるアオノリュウゼツランですが、今回咲いた株は少なくとも植えてから50年はたっていると思われます。

 花茎が伸びはじめたのが5月中旬、最終的には花茎の高さ690センチ、全長790センチで開花しました。6月19日の台風4号により花柄が2本折れる被害を受けながら、無事開花して職員一同ほっとしています。

「アオノリュウゼツラン、最新情報」(2012年07月13日)

 花は下の花柄から少しずつ咲きはじめています。前回4年前に開花したときは約2週間花を楽しむことができましたが、早めのご来園をお勧めします。4年前の開花を見逃した方、まだ見たことがない方は、ぜひ、次にいつ見られるかわからないリュウゼツランの花をごらんください!

写真上:アオノリュウゼツランの花
写真下:690センチまで伸びた花茎

〔井の頭自然文化園施設係 星野真一〕

(2012年08月03日)



ページトップへ