※募集終了しました。
井の頭自然文化園は、10月8日の
「ツシマヤマネコの日」にちなんで、毎年10月にヤマネコをはじめとした希少な野生動物の保全に関するイベントをおこなっています。そこで今年は、
鳥羽水族館の三谷伸也氏をお招きして、昨年同園が繁殖に成功したスナドリネコについてご講演をしていただきます。そして、井の頭自然文化園の職員からは、昨年から2年連続で生まれたアムールヤマネコの出産と成長を中心に報告します。
スナドリネコは沼地や河辺に生息していて、主に魚や貝などの水の中の生き物を捕まえて食べています。一方、アムールヤマネコは森や林に生息し、主にネズミなどの小動物をえさとしています。このように同じヤマネコのなかまでもその生息環境や生態は大きく異なります。動物園や水族館は、さまざまな環境でくらす動物の保全に取り組んでいます。
希少な野生動物の保全活動に関心のある方々のご参加をお待ちしています。

鳥羽水族館で繁殖に成功したスナドリネコ

今年生まれの4頭のアムールヤマネコ
(2023年9月15日撮影)
日時 2023年10月14日(土)13時30分~16時00分
場所 動物園(本園)資料館2階 集会室
※Zoomでのオンライン配信もおこないます。
対象 どなたでもご参加できます
※内容は小学校高学年以上を対象としています。
定員 40名(オンライン参加の定員は100名) ※事前申込制(先着順)
参加費 無料(入園料も無料となります)
内容
◆講演1「井の頭自然文化園が取り組むアムールヤマネコの繁殖」
唐沢瑞樹(井の頭自然文化園 飼育展示係)
◆講演2「鳥羽水族館におけるスナドリネコの繁殖について」
三谷伸也 氏(鳥羽水族館 飼育研究部長)

三谷伸也 氏
【三谷氏要旨】
スナドリネコはベンガルヤマネコのなかまで、インドやインドネシア・中国南部など、南・東南アジアに広く分布していますが、どうして水族館でネコ科の動物を飼育するようになったのでしょう? その理由、飼育、展示そして繁殖までの経緯についてお話します。また、動物園・水族館の大きな役割でもある野生生物を守ることの大切さについて、参加者のみなさまと考えます。
【三谷氏プロフィール】
1967年生まれ。三重大学水産学部(現:生物資源学部)卒業後、1989年に鳥羽水族館入社。ジュゴン、アフリカマナティー、淡水魚類、両生類、爬虫類、猛禽類、スナドリネコなどを担当し、現在、同館飼育研究部長。(公社)日本動物園水族館協会(JAZA)両生爬虫類類別事業調整者。JAZAと環境省の協定に基づきミヤコカナヘビの域外保全に関わる一方、地元伊勢市に生息するウシモツゴ(淡水魚)の保全活動に取り組んでいる。
応募方法
受付フォームで以下のとおりお申し込みください。
お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netおよび@kintoneapp.comからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。なお、お申し込み後に自動返信メールが届かない場合は、井の頭自然文化園 教育普及係までご連絡ください。
《「実地参加」をご希望の方はこちらの受付フォームからお申し込みください》
《「オンライン参加」をご希望の方はこちらの受付フォームからお申し込みください》
※外部サイト(kintoneapp.com)に移動します。kintoneapp.comは、トヨクモ株式会社が管理運営するウェブサイトです。今回のプログラム参加者募集に際して応募者の方々からご提供いただく個人情報は、トヨクモ株式会社が管理するサーバーに厳重に保管し、目的のための使用終了後、すみやかに削除するなど、厳正かつ適正な運用をおこないます。
【問い合わせ先】井の頭自然文化園 教育普及係
0422-46-1100(代表) ※受付時間は9時30分〜17時
【締 切】実地参加:2023年10月12日(木)送信分まで有効 ※募集終了しました。
オンライン参加:2023年10月14日(土)正午送信分まで有効 ※募集終了しました。
※締切前に定員に達した際は、井の頭自然文化園公式サイトでお知らせします。
※応募はひとり1回に限ります。同じ応募者による複数回の応募はすべて無効となりますのでご注意ください。
※お申し込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該プログラムに関するご連絡のみに使用いたします。
また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。
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(2023年09月26日 実地参加の募集終了)