※募集は終了しました。
井の頭自然文化園では、井の頭池で復活したイノカシラフラスコモの保全に取り組んでいます。イノカシラフラスコモは、かつて井の頭池で新種として発見された水草です。その後に姿を消し絶滅したとされていましたが、「かいぼり」で池底を天日にさらし池の透明度があがったところ、約60年ぶりに眠りから覚め発芽しました。
講演会では、井の頭池の「かいぼり」後に現れたイノカシラフラスコモなどの水草の再生の仕組みと、動物園において手探りで進められるその保全と展示の取組みについてご紹介します。身近な水辺の生きものの生態や保全に関心のある方々のご参加をお待ちしています。

イノカシラフラスコモ
日時 2023年2月18日(土) 13時30分~16時10分
場所 井の頭自然文化園・動物園(本園)・資料館2階集会室
※ウェブ会議サービス「Zoom」を併用したハイブリッド形式です。
対象 どなたでもご参加できます
※内容は中学生以上を対象としています。
定員 40名(オンライン参加の定員は100名) ※事前申込制(先着順)
参加費 無料(実地参加の方は入園料も無料となります)
内容
◆講演1「井の頭公園における水草の衰退から再生まで ~土壌シードバンクってなに?~」
白土智子 氏(株式会社福山コンサルタント)
◆講演2「井の頭自然文化園で取り組むイノカシラフラスコモの域外保全と生育調査」
田辺信吾(井の頭自然文化園 水生物館飼育展示係)
【講演1要旨】
以前の井の頭池は多様な水草が生育していましたが、過去60年ほどのあいだに大幅に減少しました。しかし、2015年ごろに実施されたかいぼり(池の水を抜く管理)によって、土壌シードバンク(池底で眠っていた種子などの集団)からイノカシラフラスコモをはじめとした水草たちが復活しました。
井の頭池における水草の変遷や、水草再生のきっかけとなった土壌シードバンクとは何か、そもそも水草はどのような役割をするのかについてご紹介いたします。
【白土氏プロフィール】
東京都青梅市出身。2017年3月東邦大学大学院前期課程卒業。大学で「土壌シードバンク」に興味をもち、卒論、修論で東京都内の公園の水草の再生可能性について研究している。2017年4月に(株)福山コンサルタントに入社し、現在は建設コンサルタント業界で勤務している。
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白土智子氏 | 土壌採取のようす |
応募方法
受付フォームで以下のとおりお申し込みください。
お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netおよび@form.kintoneapp.comからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。なお、お申し込み後に自動返信メールが届かない場合は、井の頭自然文化園教育普及係までご連絡ください。
《こちらの受付フォームからお申し込みください》
※外部サイト(kintoneapp.com)に移動します。kintoneapp.comは、トヨクモ株式会社が管理運営するウェブサイトです。今回のプログラム参加者募集に際して応募者の方々からご提供いただく個人情報は、トヨクモ株式会社が管理するサーバーに厳重に保管し、目的のための使用終了後、すみやかに削除するなど、厳正かつ適正な運用をおこないます。
【問い合わせ先】井の頭自然文化園 教育普及係
0422-46-1100(代表) ※受付時間は9時30分〜17時
【締 切】実地参加 2023年2月17日(金)送信分まで有効
※募集終了しました。
オンライン参加 2023年2月17日(金)送信分まで有効
※募集終了しました。
※締切前に定員に達した際は、井の頭自然文化園公式サイトでお知らせします。
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※応募は1組につき1回に限ります。
同じ応募者による複数の応募はすべて無効となりますのでご注意ください。
※お申し込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該プログラムに関するご連絡のみに使用いたします。
また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。
(2023年01月26日)
(2023年02月18日:募集終了について追記)