井の頭自然文化園では、美術作家・西浦裕太さんの作品展を開催します。風景をかたちにし、そこに登場する動物をモチーフにした木彫彫刻作品をご覧ください。
日時 2017年2月14日(火)〜5月14日(日) 9時30分~16時30分(彫刻館の閉館時間まで)
場所 動物園(本園)彫刻館B館
出展 西浦裕太氏(美術作家) →
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◎作品コンセプト(作者より)
動物は常に私にとって、見たことのない景色を見せてくれる窓であり、訪れたことのない地や時間に想像を開いてくれる扉です。
そして私のつくるものは、彼らが連れて行ってくれた風景の断片であり、おしえてくれた物語の一場面でもあります。
【プロフィール】
1974年 横浜生まれ
1997年 バガモヨ芸術大学 スカルプチャープロジェクト修学 / タンザニア
2000年 東洋美術学校 中国水墨画科卒業
2005年 ハンブルグ芸術大学(hfbk) 専修課程中退 / ドイツ
以降、国内外で作品を発表
◎主な作品
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『朝が満ちていく中で 色は音を放ち 静けさは蒸発し始めている』 19.5cm x 15cm x 54cm 素材:木 | 『Lynn 10』 10cm x 6cm x 35cm 素材:木 |
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『群れをはなれた鳥は 涙を捨てて大好きな歌をうたった』 15cm x 9cm x 31.5cm 素材:木 | 『たどり着く頃には 月の言葉もわかるようになっていた』 12cm x 11.5cm x 22cm 素材:木 |
※「Art and the Zoo」とは
井の頭自然文化園では、彫刻館の一部を使用して、さまざまな作家の作品を特設展として展示してきました。今後も、芸術と動物園をつなげるような企画展を実施していくという意味をこめ、このテーマに決めました。
(2016年12月22日)