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ゾウガメが屋外放飼場に出ました
 └─2010/07/30

 2010年7月22日の開園前、ガラパゴスゾウガメのタロウ(推定81歳)とカメ吉(推定61歳)を屋外の放飼場に移動しました。上野動物園では、毎年夏季におこなう恒例の移動です。

 タロウは重くて人が持ち上げるのはむずかしいため、タロウの大好きなスイカを食べさせながら誘導し、歩いて移動させました。
 カメ吉の方は、台車の上に台を置き、その上にカメ吉を乗せ、四肢が地面に着かないようにしてから、人が押して行きました。

 今は久しぶりの屋外で、2頭ともくつろいでいるようです。ときどき甲羅に水をかけてやると気持ちよさそうにしています。

 またこのとき、体重測定もおこなったところ、タロウは173.5キログラム、カメ吉は66.5キログラムでした。
 屋外での展示は10月下旬までの予定です。

昨年の移動のようす

写真上・中:大好物のスイカにつられて移動
写真下:体重測定中

〔上野動物園は虫類館飼育展示係 野口利夫〕

(2010年07月30日)



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