葛西臨海水族園では、第一線で活躍する研究者やフィールドで活躍するナチュラリストが、海や川の環境やそこにくらす生き物のおもしろさ、またそれらを探求し、研究することの楽しさを紹介する、高校生・大学生向けのシリーズ講座
「海の学び舎」を開催しています。
第3回は、
「砂浜で学ぶ ぷかぷか学」を開催します。午前中は水族園のそばにある「西なぎさ」でフィールドワークをおこない、午後からは前半に講師の方のお話、後半ではお茶を飲みながら参加者も交えた談話会を予定しています。高校生・大学生のみなさん、ぜひご参加ください。
第3回「砂浜で学ぶ ぷかぷか学」
日時 2016年11月13日(日) 11時~16時30分
場所 葛西海浜公園 西なぎさ 、 本館2階 レクチャールーム
講師 田中 雄二氏(NPO法人表浜ネットワーク 代表)
・講師プロフィール
岐阜県土岐市出身。1970年から、愛知県の渥美半島太平洋岸(表浜海岸)で波乗りを始め、ぷかぷかと38年近く、海に浮かぶ。2000年から砂浜の保全とアカウミガメの調査・保護を元にNPO法人表浜ネットワークを設立。
現在は日本ウミガメ協議会理事、ラムサールネット・ワーク日本理事として、砂浜族の領域を拡大中。砂浜とウミガメを繋ぐ活動に没頭中!!
・第3回要旨
日本は周りを海で囲まれています。そして、南からの暖流と北からの寒流が交差し、さまざまな海の生き物を育んでいます。海流に乗った漂流物が風と波に寄せられて辿り着き、出会いの場となるのが身近な砂浜です。ぷかぷか浮かびやってくるのは、クラゲやウミガメなど生き物だったり、浮きやゴミだったり。また、遠い外国や山から流れ着くものも。砂浜は海と陸をつなぎ、その連続性が生き物や漂流物が出会う場をつくり上げています。
今回は、広く長い砂浜海岸の表浜(遠州灘沿岸)で見られる砂浜の多様な交換と働き、その環境が支える多様な生物の交流についてお話します。また、今もっとも心配している砂浜とウミガメの危機?についても紹介します。
対象 高校生・大学生
定員 30名
参加費 無料(入園料も無料となります)
応募方法
Eメールで以下のとおりお申し込みください。
kasai_manabiya@tokyo-zoo.net 宛に、件名を「海の学び舎」とし、本文に希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢(学年)、代表者の住所・氏名・電話番号を記入してお送りください。
お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
【締 切】 2016年11月6日(日)送信分まで有効
※応募者多数の場合は抽選とし、当落にかかわらずお知らせします。

※このイベントは日本財団「海の学び ミュージアムサポート」の助成を受けて開催されます。
(2016年10月14日)