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在来馬紹介のために「看板」設置
 └─上野  2008/05/30

 2008年5月20日、子ども動物園の在来馬がいる運動場わきに「看板」を設置しました。ベニヤ板3枚分の大型看板(180×270センチ)です。日本の在来馬である鹿児島県のトカラ馬を題材にしたもので、私たち日本人の在りし日のすがたが描かれています。

 看板を作り上げたのは、日曜日と祝日に子ども動物園で活動している「日本獣医生命科学大学」学生たちです。学生たちは、在来馬について広く知ってもらうために、本や資料を読んだり、話し合いを進め、さまざまな案を検討しました。その結果実現した第1弾が、かつての日本の風景を描いた看板です。看板には、顔を出して記念撮影ができる穴もあいています。

 制作にあたって学生たちは春休み期間を利用し、平日も動物園にやってきて、交替しながら約1か月をかけて完成させました。看板を設置したのは、2008年5月20日(火)。この日は平日でしたが、思いのほかたくさんの方が写真を撮っていました。

 みなさんも、この手作り感たっぶりの看板で写真を撮り、昔の日本の風景を「体感」してみてはいかがでしょうか?

〔上野動物園子ども動物園係 橋川真弓〕

(2008年05月30日)



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