2004年7月に人工授精をおこなったジャイアントパンダのシュアンシュアン(メス、17歳)。上野動物園では、残念ながら、出産の可能性はないと判断しました。
人工授精を行なったのは7月14日。その後、シュアンシュアンの行動や、尿中のプレグナンジオールという物質をしらべてきましたが、赤ちゃん誕生にはつながらなかったようです。
シュアンシュアンは、来年も上野動物園で繁殖をめざします。メキシコのチャプルテペック動物園からやってきたシュアンシュアンと上野動物園のリンリン(オス、19歳)。5年計画ですすめられてきた国際共同繁殖計画は、2005年が最後の年になります。
(2004年12月10日)
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