2010年６月14日（月）、多摩動物公園でレッサーパンダが２頭誕生しました！　直接ごらんになることはできませんが、2010年６月26日（土）から、母親に寄り添うすがたをモニター画面で公開。

　母親は、2007年６月28日に多摩動物公園で生まれたメイメイ。父親のブーブーは、1997年７月13日に大阪府のひらかたパークで生まれ、2001年２月16日に来園した個体です。

　昨年（2009年）12月末からメイメイとブーブーを繁殖のためにいっしょにしたところ、今年１月中旬に交尾が確認されました。

　４月初旬に巣箱を置くと、たびたび竹を運びこみ、巣づくりをするようすが見られました。巣箱内にモニター用カメラを設置したところ、６月14日午前５時30分すぎに１頭目、午前８時すぎには２頭目が誕生したのを確認することができました。

　黒と白と茶色の体色をもつ親とはちがって、赤ちゃんは全身がほぼクリーム色。成長とともに、だんだん毛色がはっきりしてきます。ただし、モニター映像は白黒なので、体色は確認できません。

　今回の誕生により、多摩動物公園のレッサーパンダはオス２頭、メス４頭、そして今回誕生した性別不明の２頭の計８頭となりました。

（2010年06月25日）