上野動物園では、2011年春のオープンに向けて、ホッキョクグマ舎とアシカ・アザラシ舎の展示施設の改修を進めます。
2009年度は、ホッキョクグマ展示場の一部、およびホッキョクグマ舎脇の坂道を含むエリアを工事します。翌2010年度は、ホッキョクグマ展示場の残りの部分と、アシカ・アザラシ展示場部分を含むエリアを工事します。ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。
新施設は、2011年春にオープンします!
新施設の概要
◎ホッキョクグマ
絶滅危惧種であるホッキョクグマの飼育舎は、国際的な基準にもとづいて整備します。子育てのための空間を確保したり、土の放飼場を用意したり、ホッキョクグマが生き生きとくらせる施設です。
また、プールを含む放飼場の面積を約3倍に拡張。ホッキョクグマがゆったりとくらすようすを、2階の観覧スペースからご覧になれます。
北極海の環境を再現した1階部分では、ホッキョクグマが水中で見せるダイナミックな行動を間近に観察することができます。
◎アシカ・アザラシ
プールを広くするだけでなく、深さにも変化をつけ、アシカとアザラシが自由にのびのびと行動できる環境を整えます。アシカやアザラシの水中での動きも直接観察できるようになります。
◎バリアフリー化と既存樹木の活用
ホッキョクグマ展示場脇の坂道は急勾配でしたが、通路を変更・改修し、勾配をゆるやかにすることで、どなたでも安全に利用できるようにします。
また、このエリアには古くからの巨木がありますが、伐採はせず、緑豊かな雰囲気をそのまま残します。
(2009年09月18日)
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