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「クマたちの丘」まもなく完成!──2006/03/24
 東園で工事をつづけていた新クマ舎、いよいよオープンが近づきました。2006年3月末には完成し、4月28日(金)から公開します!

・森のクマを見せる
 展示場は熱帯、温帯、寒帯それぞれのゾーンにわかれています。ここに、マレーグマ、ツキノワグマ、ヒグマなどが登場! 旧クマ舎内にあった樹木はそのまま残し、森の雰囲気をかもしだしています。また、冬季には、冬眠するクマをそのまま見られるブースも予定しています。

・クマの生態を見せる
 木のぼり、「クマ棚」で休むようす、えさをとるようすなど、クマの行動を展示。また、観覧スペースにクマの爪あとや足あともを展示し、クマのくらしを身近に感じるための演出もくふうしています。

・多角的な視点
 新クマ舎は傾斜を活かす構造になっています。放飼場を見おろす、木のぼりするクマを見あげる、樹上のクマとおなじ高さからながめる、ガラスごしに間近で観察するなど、いろいろな角度から観察できます。

・複合的な展示
 野生を再現するため、クマと小動物をいっしょに展示したり、一つの放飼場でオスを時間差展示したり、動物の活発な行動を展示します。展示予定種は、マレーグマとコツメカワウソ、ツキノワグマとタヌキ・アナグマ、ヒグマとキツネです。

 総事業費は5億円、鉄筋コンクリート造1階建(一部2階建)、面積は526.1平米、屋外放飼場は3か所計515平米。また、冬眠ブースにはカメラを設置し、モニターに映し出すしくみになっています。

 2006年4月28日(金)のオープンをお楽しみに!

(2006年3月24日)



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