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子ども動物園すてっぷの子ウシが故郷の牧場に帰りました
 └─ 2022/10/13
 2022年2月にふたば牧場に子ウシが来園してから約8ヵ月、すくすくと成長し、来園当初117kgだった体重は3倍以上の393kg(9月26日測定時)となりました。

来園当初のようす
(撮影日:2022年2月18日)
最近のようす
(撮影日:2022年10月6日)

 子ウシは子ども動物園すてっぷの「食育」をテーマとした教育プログラム「いただきますを考えよう」において、自分の食べているものと動物の関わりについて考える機会を子どもたちに提供するために来園しました。

 子どもたちは紙芝居を見てから動物たちを間近で観察するプログラムに積極的に参加し、いろいろな体験や発見をしてくれました。そのなかで、子ウシは立派につとめを果たしてくれました。


教育プログラム「いただきますを考えよう」のようす
(撮影日:2022年6月17日)

 来園当初、子ウシはラマ・アルパカ・ヤギと同じ放飼場でくらしており、よくラマ(オス)に寄り添って休息する姿が見られました。

 大きくなってからは、放飼場をラマたちと交代で使うようになりましたが、存在感ある姿が来園者にも人気で、いつもたくさんの方がふたば牧場に来てくださっていました。


ラマ・アルパカ・ヤギといっしょに
(撮影日:2022年2月21日)

 子ウシもすっかり大きくなり、おとなになる時期が近づいてきたことから、予定よりも少し早く、生まれ故郷の雪印こどもの国牧場に帰ることになりました。

搬出のようす

 一般的に、ウシは家畜専用のトラックに乗せられて移動します。子ウシも牧場に帰る日にスムーズにトラックに乗ることができるよう、小さいころから人の指示に従って歩く練習をおこないました。

 来園当初は見慣れないもので立ち止まったり、グレーチング(側溝の網状の蓋)を警戒して通り抜けるのに時間がかかったりしていましたが、やがて「進め」と「止まれ」の合図で動くことができるようになりました。

 牧場に帰る日の朝、ウシを寝室から出してトラックの荷台に乗せるのに3分ほどしかかからなかったことから、練習の成果を十分に発揮することができたといえるでしょう。

 道中、トラックの中でも子ウシはおとなしくしていて、一時間半ほどで無事に雪印こどもの国牧場に到着しました。

ふたば牧場出発時のようす
(撮影日:2022年10月12日)
雪印こどもの国牧場に無事に到着
(撮影日:2022年10月12日)

 ふたば牧場での存在感が大きかっただけに少しさびしい気持ちもありますが、これから乳牛として活躍してくれることを担当者一同、願っています。

 しばらくふたば牧場のウシは不在となりますが、今後も雪印こどもの国牧場と連携しながら、「食育」に取り組んでいきたいと思います。

〔上野動物園子供動物園係〕

(2022年10月13日)



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