ニュース
シロテテナガザルの「ナポ」が死亡しました(※死因は心筋梗塞でした)
 └─ 2022/07/16(09/14更新)
 上野動物園のシロテテナガザル「ナポ」(オス)が死亡しました。死亡日は2022年7月15日です。推定46歳でした。

 ナポは1976年生まれと推定される個体で、1978年6月26日に同い年と推定される「モカ」(メス)といっしょに来園しました。

 7月12日に食欲の低下を確認し、13日に急激に体調が悪化したため病院に入院させて治療を続けていましたが、7月15日の夕方に死亡を確認しました。死因については、現在調査中です。判明しましたら、お知らせいたします。死因は心筋梗塞と判明しました。

 ナポの死亡により、当園で飼育するシロテテナガザルは「モカ」の1頭となりました(2022年9月11日、モカが死亡しました。詳しくはこちらをご覧ください)。

 テナガザルのなかまは、オスとメスが鳴き合う「デュエット」により、縄張りを守ったり夫婦間の絆を強めたりしていると言われています。ナポとモカのデュエットは園内外に響き渡り、遠くからでも存在を感じられました。


シロテテナガザル「ナポ」

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策のため、動物へのお花などのお供えの受付は中止しています。動物たちにみなさまのお気持ちをお寄せいただきありがとうございます。お気持ちを受け止める場所を設けることができず、申し訳ありません。

 ぜひ、ご自宅でナポとの思い出を懐かしみ、ともにすごせた時間に思いを馳せていただきたいと思います。ご理解とご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

◎関連ニュース
長年飼育・長寿動物 お祝い看板の設置(2018年8月23日)
2021年10月24日は「国際テナガザルの日」です(2021年10月24日)

(2022年07月16日)
(2022年09月14日:死因およびモカの死亡について追記)



ページトップへ