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アメリカバイソンの「ヒート」が死亡しました
 └─ 2021/11/16
 上野動物園のアメリカバイソン「ヒート」(メス)が死亡しました。死亡確認日は2021年11月16日です。20歳でした。

 ヒートは2001年4月25日に群馬サファリパークで生まれ、その後2002年10月16日に千葉市動物公園に移動したあと、2018年3月5日に「ラテ」(メス)とともに当園に来園しました。

 11月15日の朝、寝室で立ち上がることができなくなっていたため、飼育担当と獣医師により体に負担が少ない体勢をとらせるなどの措置をとり、懸命に治療をおこなったところ、午後には立ち上がりました。しかし、再び座り込んでしまい、16日の朝、死亡を確認しました。死因は老衰でした。

 ヒートは2017年4月14日に千葉市動物公園でラテを、2018年5月12日に当園で「オーレ」(オス)を出産し、2頭ともしっかりと育て上げました。

 ヒートの死亡により、当園で飼育するアメリカバイソンはラテとオーレの2頭となりました。

 なお、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策のため、動物へのお花などのお供えの受付は中止しています。動物たちにみなさまのお気持ちをお寄せいただきありがとうございます。お気持ちを受け止める場所を設けることができず、申し訳ありません。ぜひ、ご自宅でヒートとの思い出を懐かしみ、ともにすごせた時間に思いを馳せていただきたいと思います。

 ご理解とご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。


アメリカバイソン「ヒート」
(撮影日:2021年5月30日)

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(2021年11月16日)



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