ニュース
レッサーパンダの「杏杏(アンアン)」が死亡しました
 └─ 2017/12/01

 上野動物園で飼育していたレッサーパンダの「杏杏(アンアン)」(メス)が、2017年11月28日に死亡しました。


レッサーパンダ「杏杏(アンアン)」

 杏杏は2005年7月に秋田市大森山動物園で生まれ、2007年11月に上野動物園にやってきました。これまで特に体調を崩すことはありませんでしたが、11月28日の朝から、急に元気がなくなりました。すぐに投薬などの治療をおこないましたが、当日の夜に死亡しました。

 死因は副腎皮質機能低下症でした。
 なお、死亡後の検査によると、杏杏は副腎が著しく小さかったことがわかりました。

 杏杏は、少し気が強く、リンゴが大好きな食いしん坊で、不忍池のほとりでオスの「キタロウ」と一緒に仲良くくらしていましたが、2016年12月から飼育施設等の整備にともない、非公開施設に移っていました。

 杏杏の死亡に伴い、現在上野動物園で飼育しているレッサーパンダは「キタロウ(黄太郎)」(オス)の1頭になりました。

◎「杏杏」の関連記事
レッサーパンダの引っ越し(2010年10月15日)
レッサーパンダの引っ越し(2011年6月24日)
レッサーパンダとアフリカタテガミヤマアラシの展示中止について(2017年1月8日)

(2017年12月01日)


ページトップへ