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園長を展示してしまいました
 └─2005/04/01

 「4月1日に『ヒト』展示ってマジ?」──とは雑誌「R25」 の見出しコピー。はいマジです。というか例年行事なのです。

 昨年はサル山に菅谷園長を展示しましたが、今年はペンギン池。ヒト展示の触れこみではありましたが、「トノサマペンギン大発見!」の号外も配布。小宮園長がペンギンの着ぐるみで登場しました。

 去年サル山で園長を展示した際、サルたちは逃げてしまいましたが、ペンギンたちは見慣れない着ぐるみが展示エリアに入ってきても落ち着いたようす。これらオウサマペンギンは和歌山のアドベンチャーワールド育ちなのですが、ヒトに慣れているのか、「巨大なペンギン」を興味深げにながめ、そばに寄ってくるほどでした。

 途中で小宮園長は着ぐるみの頭部をはずして、ごあいさつ。ペンギン池にあつまったお客さんからの質問にも答えました。「ペンギンってなんで飛べないの?」の質問には、「水の中では翼を使って“飛べる”んだよ」と、腕を通した着ぐるみの翼をパタパタと振りながら説明。着ぐるみ退場の際、ペンギンたちが後をついてくるのには驚かされました。

 ペンギン池から出た「トノサマペンギン」は子どもたちに触られまくっていましたが、子どもを両翼で抱えこんだ園長は「ペンギンはこうやって子どもを抱くんだよね」とペンギンになりきっていました。

 園長のペンギンすがたを見に来られなかったメールマガジンの読者から「『東京ズーネットBB』でトノサマペンギンを取り上げてください!」というメールをいただいています。追って動画を掲載します。ご期待ください!

※追記:上野動物園のオウサマペンギンは2010年、すべて葛西臨海水族園に移動しました。

 上記 「R25」(毎週木曜日発行)の第6頁には、特別予行演習として撮影した園長in着ぐるみの写真あり。配布場所等はこちらで。

・写真上:着ぐるみの中から現われた園長
・写真下:着ぐるみについていくオウサマペンギンたち

(2005年04月01日)



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