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3月7日からジャイアントパンダの展示を中止します
 └─2013/03/06

 上野動物園では、ジャイアントパンダが繁殖期を迎えた際に展示を中止することをお知らせしました(ニュース)。このたび、シンシン(メス)に発情徴候が認められたため、リーリー(オス)との同居の準備をおこないます。

 これにともない、2013年3月7日(木)から展示を中止をいたします。ジャイアントパンダに会うために来園を予定されていた皆さまにはご迷惑をおかけします。どうぞあたたかく見守ってくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 展示中止期間は、2013年3月7日(木)から「しばらくの間」です。展示再開につきましては、後日お知らせいたします。

◎ジャイアントパンダの繁殖期

 ジャイアントパンダの繁殖期は一般的には年1回、2月から5月に訪れます。しかし、メスの妊娠の可能性が高まるのは数日間だけ。上野動物園では、メスの交配適期を見きわめて2頭を同居をさせ、自然繁殖を目指しています。

◎展示中止に至る経緯

 2013年3月4日から、シンシンがいつもより多く歩き回ったり、繁殖期特有の鳴き声(恋鳴き)を出したりするなど、行動の変化が現れ始めました。3月6日には、こうした行動の傾向が強くなってきたため、発情の徴候と判断しました。観察を続け、タイミングを見きわめながら、リーリーとの同居を試みます。

(2013年03月06日)



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