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ホッキョクグマ舎リニューアル──12/9
 上野動物園ではホッキョクグマ展示場の改修工事がおわり、2004年12月8日にリニューアルオープン。ホッキョクグマたちは2か月前から屋外に出られない状態となり、室内でがまんしてもらっていました。
 放飼場は13年ぶりに壁面を塗りかえました。また、となりのクマ舎が全面改修工事に入るため、ホッキョクグマ舎プールの循環装置を、クマ舎側からホッキョクグマ舎側に移しました。

 12月8日の午前11時、屋外へ出るドアを開けると、ユキオ(オス、17歳)はさっそく大きなすがたをあらわしました。レイコ(メス、21歳)もつづいて登場。この日は、特別に準備したサケを1匹ずつ、2頭にあたえました。
 観覧スペースから飼育係がサケを放り投げると、それを追ってユキオはプールにジャンプ。サケをくわえて上陸すると、ガシガシとかぶりつき、10分くらいでたいらげてしまいました。レイコも1匹食べ終わると、あたらしい放飼場を動き回っていました。

(2004年12月9日)



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