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マンクスロフタンがやってきた
 └─2008/10/24

 「マンクスロフタン」──聞きなれない名前ですが、どんな動物だかわかりますか? 古くはイギリスのマン島にすんでいた動物です。マンクスロフタンというのは、当時この島を支配していたバイキングのことばで、「小さな愛らしい茶色いやつ」という意味だそうです。

 2008年10月24日、上野動物園の子ども動物園に、この「愛らしいやつ」がデビューしました!

 来園したのは1998年2月23日生まれの10歳8か月のオス。2008年10月10日、日本獣医生命科学大学の附属牧場「富士アニマルファーム」(山梨県)から上野動物園にやってきました。富士アニマルファームでは、ウシやウマ、ヒツジなどを飼育しています。

 マンクスロフタンはヒツジの一種で、日本では「レアシープ研究会」という団体が血統を管理しています。特徴は、なんといっても、その大きくて立派なツノ。メスのツノは2本ですが、オスには6本も生えることがあるそうです。子ども動物園にやってきたオスは、4本のツノをもっています。

 なかよし広場手前の飼放場で、みなさんをお出迎えするのがかの役目。怪獣(?)のようにも見えるこのヒツジ、一見の価値ありです。なお、2008年10月24日(金)から11月7日(金)の期間、マンクスロフタンの名前を募集します。子ども動物園内にそなえつけた投票用紙を使って、候補名の中から選んでください。

日本獣医生命科学大学「富士アニマルファーム」

〔上野動物園子ども動物園係 齋藤麻里子〕

(2008年10月24日)



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