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チーター、富士自然動物公園と共同繁殖
 └─2007/08/24

 このたび多摩動物公園では、富士自然動物公園(富士サファリパーク)とのあいだで「共同繁殖契約」を取り結び、チーターの繁殖に取り組むことになりました。両園ではチーターの繁殖に取り組んできましたが、継続した繁殖にはいたっていません(富士自然動物公園では今年[2007年]1月に死産がありました)。

 飼育下のチーターは、あたらしくやってきた個体どうし、あるいは、以前からいた個体とあたらしい個体のあいだでの繁殖が成功していることから、環境が変わり、あたらしい個体と出会うことで繁殖のチャンスが増えると考えられます。

 そこで、両園でメスを入れ替え、相性のよい個体どうしのペアリングをおこなうことになりました。

 多摩動物公園から富士自然動物公園には、2001年7月7日に南アフリカ共和国で生まれたメス「ユリ」(6歳1か月)が移動します。移動期間は、2007年9月11日から約3か月。

 一方、富士自然動物公園から多摩動物公園には、2001年10月10日に同じく南アフリカ共和国で生まれたメス「クリン」(5歳10か月)がやってきます。受入期間は、2007年9月11日から約3か月です。クリンは、環境に慣らしてから公開します。

 現在、多摩動物公園のチーターはオス3頭、メス2頭です(ユリを含む)。

富士サファリパーク

(2007年8月24日)



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