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北海道和種馬の「桃太郎」が死亡しました(※死因はミオパシーでした)
 └─ 2022/12/09(2023/06/12更新)
 2022年12月5日に北海道和種馬(※月毛)の「桃太郎」(オス)が死亡しました。11歳でした。

 桃太郎は2011年4月30日の北海道芽室町生まれで、2013年12月16日に「仁太郎」とともに多摩動物公園に来園しました。

 桃太郎は仁太郎よりも1歳年上のためか、仁太郎の方が成長とともに体が大きくなっても強気で接していました。性格は人懐っこく、お客さまに興味を示し、よく柵から顔を出しては人とのアイコンタクトを楽しんでいました。

 2022年12月3日の午後の収容前に、息んでも排尿が見られないようすで、腹痛があるのか座り込んでしまいました。獣医師による処置で痛みが緩和されたようで、翌朝に1回だけ排尿が見られましたが、その後、再度座り込み、今度は横になってしまいました。治療を継続し、複数人で何度か桃太郎を支え立ち上がらせようと試みましたが、立つことができませんでした。その後、横になったままの桃太郎に飼育担当が付き添い、12月5日午前9時過ぎに死亡を確認しました。

 解剖をおこないましたが、肉眼的には死因が特定できず、現在病理組織検査を進めています。死因はミオパシーでした。

※月毛:冬は真っ白な長毛が、夏になると徐々に抜けてクリーム色の短毛になる毛色。


北海道和種馬「桃太郎」

(2022年12月09日)
(2023年06月12日:死因について追記)



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