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多摩動物公園は帝京大学と感染症対策に関する連携協力協定の調印式を実施しました
 └─ 2022/06/08
 このたび、多摩動物公園は学校法人帝京大学と飼育動物の感染症対策に関する基本協定を締結することとなり、2022年6月6日に調印式を実施しました。

 多摩動物公園と帝京大学は、2001年に当園のコアラから日本国内で飼育されているコアラの主な死因となっているオーストラリア・熱帯型クリプトコックス症の原因となる真菌(カビ)を日本で初めて発見して以来、20年以上の長期にわたってコアラの真菌症の感染検査をおこない、コアラの健康な飼育管理に共同して取り組んできました。

 この協定のもと、今後はコアラ以外の飼育動物種についても感染症の調査・研究を推進し、感染症対策を構築することで、人と動物のよりよい関係をつくることをめざします。また、本事業を通じて調査・研究や環境学習の場としての連携を強化するとともに、多摩地域にある組織として社会的価値を共創し、地域の活性化に貢献していきます。


(2022年06月08日)



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