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4/1 七生公園利用制限を解除します
 └─ 2021/12/28(2022/03/31更新)
七生公園利用制限を解除します
 このたび、予定していた枯損木の伐採が終了したため、2022年4月1日(金)から七生公園の利用制限を解除いたします。

 春を迎え、七生公園内のいたるところで花が咲き始めています。現在、程久保地区ではカタクリやニリンソウ、タチツボスミレなどが咲いており、冬鳥など動物たちも含めて自然観察に最適なシーズンを迎えています。是非、七生公園へご来園いただき、自然観察を楽しんでいただければ幸いです。

安全な利用のためにお願いしたいこと

(1)残置している丸太や枝に触れたり、座ったり、登らないでください。
 七生公園は車で近づけない場所が多いため、多くの丸太や枝が園内に残置されています。

(2)枝の落下などにご注意ください。
 散策路沿いの枯損木は撤去しましたが、散策路から離れている場所にはまだ枯損木が残っています。また、散策路沿いの今回伐採の対象にならなかったナラ枯れ被害木(枯れずに堪えた木)についても、今後枯れてしまう可能性がありますので、引き続きご注意ください。


 
 多摩動物公園が管理する七生公園は、多摩丘陵の自然を活かして散策路が整備された公園で、さまざまな野鳥や珍しい野草を楽しむことができます。

 主にコナラやクヌギなど二次林(雑木林)で構成されているため、多摩動物公園内と同様に、ナラ枯れの被害が大きく、現在200本以上のコナラ・クヌギが枯れています(多摩動物公園の状況について詳しくはこちら)。

 七生公園では昨年度枯れた樹木の太枝の落下が多発しており、これまでも職員が樹木の点検を実施して危ない枝を撤去したり、危険箇所を一部通行止めにしたりするなどの対策を行って参りました。しかし、今年の夏ごろからナラ枯れによる枯損木が急増し、散策路沿いに高密度に枯損木が位置していることから、利用者の方の安全を確保できないと判断し、七生公園を大きく利用制限することを決定いたしました。

 七生公園内の枯損木については、順次伐採処理する予定です。七生公園の利用者の方にはご不便をおかけし誠に申し訳ありませんが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

制限期間 2021年12月30日(木)~


七生公園のナラ枯れのようす

(2021年12月28日)
(2022年03月31日:七生公園の利用制限解除について追記)



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