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ライオンの「ミオ」がソウル大公園から来園しました(※写真を追加しました)
 └─ 2021/04/29(05/03更新)
 2021年4月27日、ライオンの「ミオ」(メス)が韓国のソウル大公園から来園しました。ミオは2011年9月7日生まれ、現在9歳です。


 ミオの輸入は昨年のうちから韓国側とやり取りを始めたのですが、海外からの動物の輸入は契約や検疫条件などクリアしなければならない手続きが多く、韓国の担当者とメールやオンライン会議も使用して何度も打ち合わせをおこない、この4月にようやく輸入できました。

 ミオを載せた輸送車は、27日の夜8時半ごろに園に到着しました。暗い中での作業を避け、翌28日の朝に輸送箱からライオン舎内の部屋へ移す作業をおこないました。ミオは落ち着いたようすで、移動もとてもスムーズでした。部屋の中でも元気に過ごしています。

輸送箱の中のミオ
ミオを部屋に続く通路に移しているようす

 ミオが入っていた輸送箱には、移動元の担当者からの手書きメッセージがありました。日本語で、「こんにちは。私はミオだよ。よろしく!」と書かれていて、ミオがソウル大公園で大切にされていたことが感じられました。


輸送箱にはソウル大公園の担当者からの手書きメッセージが

 ミオの来園によって多摩動物公園のライオン飼育頭数はオス3頭、メス9頭となりました。ミオはこれから検疫を経て、将来的に繁殖をめざす予定です。今のところ公開予定はありませんので、ご了承ください。

(2021年04月29日)
(2021年05月03日:「ミオ」の写真を追加)



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