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ライオンの「サラビ」が死亡しました
 └─2021/02/06
 多摩動物公園のライオンのメス「サラビ」が2021年2月4日に乳腺腫瘍で死亡しました。満24歳でした。


サラビ、2021年1月22日撮影

 サラビは1996年7月24日に父ラインと母サクラの間に生まれ、同腹姉妹の「ナラ」「プンバ」とともに、群れの一員となり、ライオン園で活躍しました。

 高齢になってからは群れから離し、非展示エリアで過ごさせていました。晩年は徐々に食欲が落ち、12月下旬からはえさを食べない日もありました。それでも暖かい日はみずから非展示エリアの放飼場に出て日光浴し、寒くなったら自分から帰ってくるなど、自由にのんびりとくらしていました。

 残念ながら2月4日に容体が急変し、昼過ぎに死亡しました。多摩動物公園で飼育したライオンのうち、生年月日の明らかな個体の中では最長寿記録です。

(2021年02月06日)



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