コアラの「ミリー」が死亡しました
└─2017/01/30
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本日2017年1月30日午前、多摩動物公園のコアラのメス「ミリー」が死亡しました。
ミリー、2014年7月4日撮影
ミリーは2000年8月23日 名古屋市東山動植物園生まれの16歳。2001年11月に東山動植物園から多摩動物公園に来園しました。その後、公益社団法人日本動物園水族館協会のコアラ繁殖計画にもとづき、横浜市金沢動物園や、ふたたび東山動植物園へ移動。2014年7月には多摩動物公園に戻り、高齢ながらも元気に穏やかにくらしていました。
ミリーが体調を崩したのは今月初旬です。動きも緩慢になり、1月22日以降はユーカリをまったく食べなくなりました。飼育担当者はユーカリの葉を使ったジュースや特製の流動食を与え、ミリーの体力の回復に努めましたが、1月30日午前、残念ながら死亡しました。死因は肝不全でした。
ミリーの死後、多摩動物公園のコアラは、オスの「タイチ」1頭となりました(2016年12月31日のデータによると、国内には8つの施設にオス17頭、メス23頭、現在不明2頭、計42頭が飼育されています)。
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