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ウォンバット「チューバッカ」が死亡しました
 └─2014/11/09

 昨日2014年11月8日(土)20時頃、多摩動物公園のコモンウォンバットのオス「チューバッカ」(推定29歳)が死亡しました。死因は現在調査中です。(追記:尿毒症と判明しました)

 10月中旬、チューバッカは体調を崩し、動きが緩慢になっていました。10月下旬には治療を開始し、こちらのニュースでお知らせしたとおり、10月28日に膀胱結石を取り出す手術を実施。その後は体力が回復するまで公開を中止していました。

 11月に入って、少し餌を食べたり水を飲んだりしていましたが、昨日11月8日(土)20時頃、関係者が見守る中、残念ながら死亡しました。

 チューバッカは1986年9月4日、オーストラリアのタロンガ動物園から来園しました。来園当時は推定1歳6か月。ちなみに「チューバッカ」はタロンガ動物園でつけた名前です。

 木の「抱き枕」を抱えて休む姿など、多くの方々から愛されたコモンウォンバットでした。

 多摩動物公園のコモンウォンバットは、チューバッカが最後の個体です。なお、今後のウォンバット展示は未定です。

 ※これまでの記事と動画
  動画「ウォンバット」(2003年09月)
  記事「最近のオーストラリア園」(2007年04月27日)
  記事「ウォンバット放飼場に新しい台ができました」(2011年04月08日)
  動画「コモンウォンバット『チューバッカ』27歳」(2012年10月)
  記事「ウォンバット「チューバッカ」公開中止」(2014年11月01日)

(2014年11月09日)



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