本日(2012年9月14日)、多摩動物公園のユキヒョウのメス「マユ」(13歳)が死亡しました。
本日夕方、飼育係がマユと子ども3頭(2011年5月25日生まれのオス「スカイ」、メス「エナ」、メス「アサヒ」)を室内に入れる作業をしていたとき、子ども3頭が先に室内に入ったので、親子を分けて給餌するために運動場との出入口となる油圧扉(高さ95cm、幅50cm)を下降させていたところ、子どもたちが急に鳴いたため、運動場にいたマユが扉に突進し、頭を油圧扉に挟まれました。
ふだん鳴かない子どものようすを確認した飼育係が、扉に挟まれたマユに気づいて急いで扉を上昇させましたが、マユは頭蓋骨骨折により死亡しました。死亡時刻は16時45分でした。今後、このようなことのないよう、細心の注意を払いながら飼育作業を進めてまいります。
多摩動物公園のユキヒョウは、マユの死亡後、オス3頭、メス4頭となりました。
◎過去のニュース
・ニュース「
マユの出産」(2007年)
・動画 「
出産時のマユと子どもの姿」(2007年)
・ニュース「
マユの出産」(2008年)
・動画 「
マユと子どもたち」(2008年)
・ニュース「
マユが三つ子を出産」(2011年)
(2012年09月14日)
(2012年09月16日、扉のサイズ等追記)