ニュース
シフゾウの「マリー」、さようなら
 └─2012/01/10

 多摩動物公園で飼育しているシフゾウの「マリー」(右写真)が死亡しました。

◎死亡したシフゾウ

名前  マリー
性別  メス
死亡日 2012年01月07日(土)未明
年齢  14歳
死因  心不全

※シフゾウは、野生下ではすでに絶滅しており、東京都が繁殖に力を入れる「東京都ズーストック種」にも指定されています。

◎「マリー」について

 1997年5月18日に熊本市動植物園で生まれ、2008年6月25日に多摩動物公園に来園しました。
 マリーはブリーディングローン契約(*)で借り受けましたが、残念ながら現在まで繁殖はしませんでした。
 1月6日(金)の朝、起立不能になっているところを飼育担当者が発見し、獣医師による懸命な治療をおこないましたが、7日(土)の朝に死亡しているのを確認しました。

※ブリーディングローンについて
 繁殖を目的とした動物の貸借契約のこと。動物園間で個体を移動させることによって、新たなペア形成を促し、繁殖に寄与することを目的としています。

◎当園での飼育状況

 当園のシフゾウは、5頭(オス1、メス4)になりました(死亡したマリーは含みません)。

・関連ニュース
大森山動物園からシフゾウ来園!」(2008年06月20日)

(2012年01月10日)



ページトップへ