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オウサマペンギンのひなが1羽死亡しました(※死因が判明しました)
 └─ 2020/10/28(12/01更新)

 葛西臨海水族園では、このたび今年孵化したオウサマペンギンのひな2羽のうち1羽が死亡しましたので、お知らせします。

 死亡したひなは、「ソラ」(オス)と「レイ」(メス)のペアの子どもで、2020年9月12日に孵化しました。このひなは孵化したときの体重が他のひなに比べて軽く、やや健康状態に不安がありました。また、1羽で抱卵していたレイに削痩(さくそう)が見られたため、「人工育雛(いくすう)」をおこなっていました。

 その後、ひなは順調に体重も増えて元気に育っていましたが、10月半ばから開口呼吸が見られるようになり、原因を調べていました。10月24日に状態が悪化し、翌25日に上野動物園の動物病院に運搬してCT検査などをおこない原因の究明を試みましたが、同日死亡しました。

 死因は調査中です。わかりしだい葛西臨海水族園公式ウェブサイトでお知らせします。

死亡したオウサマペンギンのひな
(撮影日:2020年10月8日)

 専門の検査機関で病理組織検査をおこない、死因は「呼吸循環不全」との報告がありましたので、お知らせします。

◎関連ニュース
オウサマペンギンのひなが2羽育っています!(2020年9月24日)

(2020年10月28日)
(2020年12月01日:死因を追記)


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