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マナヅルが死亡しました
 └─2018/04/04

 2018年4月4日、井の頭自然文化園のマナヅルのオスが死亡しました。16歳11か月でした。


 この個体は、2015年12月6日に上野動物園から井の頭自然文化園に来園しました。来園当時、人が近づくと走り回ったり飛び上がったりしてしまう、とても神経質な性格でした。しばらくすると新しい環境にも少しずつ慣れ、動物園(本園)にある「ハビタット」の広々とした放飼場でクロヅルやニホンコウノトリと同居しながらのんびりと過ごしていました。

 今年(2018年)2月、上のくちばしにケガをしたため治療をおこなったところ、翌日にはいつもどおりえさを食べられるようになりました。死亡前日も特に変わったようすはありませんでしたが、4月4日朝、死亡を確認しました。

 井の頭自然文化園のマナヅルはこの1羽のみだったため、残念ながら井の頭自然文化園ではマナヅルがご覧いただけなくなりました。

(2018年04月04日)


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