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「いきもの広場」の活動が、生物多様性アクション大賞の「ふれよう部門」で優秀賞受賞!
 └─2015/12/25

 「生物アクション大賞」は2013年にスタートした授賞制度。主催は「国連生物多様性の10年日本委員会」です。生物多様性保全につながる活動を発掘し、多くの方に知ってもらうことが目的です(公式サイト)。

 今回、井の頭自然文化園の「いきもの広場で遊ぼう」の活動が、「ふれよう部門」の優秀賞を受賞しました(「いきもの広場」についてはこちらをご覧ください)。


 部門は5つ(たべよう、ふれよう、つたえよう、まもろう、えらぼう)。各部門から1団体が優秀賞として選ばれます。井の頭自然文化園が高く評価されたポイントは審査結果の言葉によると:

 「園内の一部を環境整備して、そこに自然と集まってくる生きものとのふれあいの場を作るという活動です。動物園というと外国から移入された動物や植物など珍しい生きものを見るという体験をイメージしますが、この活動では身近な武蔵野の自然の中であそびながら生きものを探し捕まえる体験を大切にしています。そのため参加者自身が主体的に生きものと出会うための仕掛けや工夫があり、ふれあいの場をつくっているというのが評価ポイントです。子どもたちがあそびながら生きものとふれあう体験は、楽しみながら学び生物多様性保全についての理解を深めているという点で将来性があり有意義です。また、動物園ならではの活動でプロらしい質の高さがあり、情報発信にも力を入れるなどきめ細かく活動を展開しています」(http://5actions.jp/award/result.htmlより)


 2015年12月11日の授賞式では、100名以上が見守る中、各部門の優秀賞団体が、大賞の座をかけて、5分間のプレゼンテーションをおこないました。その結果、井の頭自然文化園は大賞を他団体に譲りましたが、各地域で活動する多くの団体と有意義な交流をはかることができました。


 今後もいきもの広場の活動は続きます。ぜひみなさんも遊びに来てください。

〔井の頭自然文化園教育普及係 大橋直哉〕

(2015年12月25日)


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