暑さ厳しい夏が過ぎ去って、朝晩の涼しさに秋を感じるようになりました。日中も過ごしやすくなり、園内は多くの方々でにぎわっています。

　2014年6月9日の記事で、井の頭自然文化園ではカブトムシの羽化に備えて、「いきもの広場」の落ち葉の山はお休みすることをお知らせしました。

　みなさんのご協力のおかげで、カブトムシたちは無事成虫になり、夏の活動ではたくさんの方にカブトムシの観察をお楽しみいただくことができました。現在、夏の昆虫たちはすっかり姿を消し、コオロギやアオマツムシなど、秋の鳴く虫の姿が見られています。

　そこで、9月からふたたび落ち葉の山を開放しています。この時期、小さなカブトムシの幼虫やカミキリの幼虫を見ることができます。土を掘り起こして探してみましょう。

　10月も毎週日曜日に開催します。お待ちしています！


写真上：バナナトラップに誘われてきたカブトムシ
写真下：現在広場で見られる幼虫

（2014年10月10日）