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徳山動物園とのあいだでレッサーパンダを交換
 └─多摩  2008/05/23

 現在、多摩動物公園には、レッサーパンダのオスが3頭、メスは4頭、計7頭がいます。そのうち、おとなはオス1頭とメス2頭です。その他の4頭は、2006~2007年に生まれました。しかし、おとなのオスはすでに10歳を迎えており、また、個体間の血縁も近くなってしまったため、今後の繁殖を考えると、あらたな血統のオスが必要です。

 そこでこのたび、多摩動物公園では、山口県周南市の徳山動物園にいるおとなのオス1頭を受け入れることにしました。また、徳山動物園でもあらたな血統を築くため、多摩動物公園からオス1頭を送り出すことにしました。

 多摩動物公園から徳山動物園に移動するオスは、2006年6月22日に多摩動物公園で生まれた「コタロウ」です。母親は1999年7月9日に岡山県の池田動物園で生まれ、2001年に多摩動物公園にやってきた「花花」(ファンファン)。父親は、1999年7月27日に多摩動物公園で生まれ、2008年2月4日に死亡した「緑太郎」(リュウタロウ)です。コタロウは、緑太郎の最後の子ども。コタロウの出発は、2008年5月27日です。

 徳山動物園から多摩動物公園に来園するオスは、2003年7月15日に徳山動物園で生まれた「心心」(シンシン)です。母親は「遊優」(ユウユウ)、父親は「平」(ヘイ)。2008年5月28日に来園します。

 ・コタロウの生後2か月と4か月ごろのビデオはこちら

写真上:徳山動物園に出発するコタロウ
写真下:徳山動物園からやってくる心心(シンシン)

(2008年05月23日)



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