2007年10月24日未明、上野動物園のキリン「フミ」(メス、24歳4か月)が腸炎のため、死亡しました。
フミは1983年6月7日、上野動物園で「フトシ」(オス)と「ネック」(メス)のあいだに生まれました。フミは、戦前に来園したキリンの「長太郎」と「高子」から数えると4代目にあたります。上野動物園では、戦争を乗り越えて血統が続いた唯一の動物でした。
フミは、2007年10月なかばから体調をくずし、動物園では治療にあたってきましたが、10月24日未明、死亡しました。
フミの死亡後、上野動物園のキリンはメスの「コハル」だけとなりました。
(2007年10月25日)
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