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チーターの「リリー」が死亡しました
 └─多摩  2017/08/07

 2017年8月4日(金)昼、多摩動物公園のチーターのメス「リリー」が死亡しました。


チーター「リリー」
(撮影日:2017年2月24日)

 リリーは2009年9月22日、多摩動物公園生まれの7歳。父は「カエデ」、母は「キキョウ」です。
 2015年に左眼周囲が腫れる症状の真菌感染症を患い、その際には回復しておりましたが、今年3月頃から再び同様の症状が確認されました。

 今回は妊娠中であったことから、慎重に経過を見ながら子どもや母体への副作用が少ない治療を進め、出産を終えた6月中旬頃から、複数の医療機関にご協力をいただきながら本格的な治療に取り組んでまいりました。しかし、7月の終り頃から急激に体調を落とし、8月4日昼に死亡いたしました。
 なお、6月8日に生まれたリリーの子ども4頭(オス1、メス3)は順調に生育しており、すでに4頭ともえさの自力採食が確認されています。

 リリーの死後、多摩動物公園のチーターは、15頭(オス8、メス7)となりました。
 2016年12月31日のデータによると、国内では13の施設に94頭(オス49、メス45)が飼育されています。

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(2017年08月07日)


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