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ヨーロッパオオカミ「ロボ」が死亡しました
 └─多摩  2014/02/23

 多摩動物公園のタイリクオオカミ(亜種名ヨーロッパオオカミ)のオス「ロボ」が、本日2014年2月23日、13歳で死亡しました。死因は肝臓癌でした。

 ロボは2000年5月7日にモスクワ動物園で生まれ、2001年8月3日、メスの「モロ」とともに来園し、公募によって「ロボ」と名付けられました。

 ロボはおっとりした性格でしたが、群れのオスの最優位である「アルファオス」として群れを統率していました。

 今年に入って突然食欲を失い、動物病院に入院して治療を受けていましたが、本日残念ながら死亡しました(なお、いっしょに来園したモロは約6か月前の2013年8月12日に死亡しました。記事はこちらです)。

 ロボはメスのモロとのあいだに2005年に5頭、2006年に2頭、2007年に4頭、2008年に4頭の子をもうけ、現在のオオカミの群れの形成に大きな貢献を果たしました。

 偉大な父親ロボの死亡は、本当に残念です。

写真:ロボ、2013年7月12日撮影

(2014年02月23日)



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