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マグロのなかまの赤ちゃん(孵化仔魚)をトピック展示
 └─葛西  2013/05/31

 葛西臨海水族園でマグロのなかまを展示している大水槽では、今のシーズン、毎日のように卵が生まれています。

 2013年5月16日から「東京の海」エリアのトピック水槽で「水族園のマグロの仲間──たまごと赤ちゃんを見てみよう」と題して、大水槽で回収された卵と孵化した仔魚の展示を始めました。

 卵の直径は約1ミリメートルで、孵化した仔魚の大きさも3ミリメートルほどです。体は透きとおっていて、泳ぐ力もほとんどありません。とてもデリケートなので、クラゲの幼生を育てるための特殊な水槽で展示しています。

 展示する種類は大水槽の産卵状況によって変わりますが、現在は、スマとハガツオを展示しています。もしクロマグロの卵が取れればすぐに展示しますが、今のところ産卵の兆候はないようです。
 6月11日までの期間限定展示の予定です。お早めにごらんください。

写真:展示のようす

〔葛西臨海水族園飼育展示係 三森亮介〕

(2013年05月31日)



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