多摩動物公園で飼育しているゴールデンターキンの「ベーベ」(右写真)が死亡しました。
◎死亡したゴールデンターキン
名前 ベーべ
性別 メス
死亡日 2012年10月3日 未明
年齢 16歳
死因 心筋梗塞
◎「ベーべ」について
1996年3月27日に多摩動物公園(父親シュンギ、母親オーイ)で生まれました。誕生直後に病気(新生児肺炎)にかかり、両目の視力を失ってしまいました。一般公開している放飼場は壕があり、目の不自由なベーベには落下の危険があるので、非公開施設で飼育をしていました。
ベーべは、10月2日夕方、非公開の予備放飼場で倒れたため、獣舎内に運び入れ緊急処置をおこないましたが、10月3日朝に飼育担当者が死亡を確認しました。
このところベーベは高齢になって歯も摩耗してきていたため、ペレットや根菜を多くしてエサの工夫もしていました。10月2日は動きや反応に特段変わりがなく外に出たがったので通常どおり非公開の予備放飼場に出しました。
解剖した結果、心筋に異常が見られ、心筋梗塞のため倒れたと思われます。
◎当園での飼育状況
当園のゴールデンターキンは、5頭(オス2、メス3)になりました(死亡したベーベは含みません)。
※ゴールデンターキンは、東京都が繁殖に力を入れる「東京都ズーストック種」に指定されています。
<過去の関連ニュース>
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ゴールデンターキンの爪切り(2009年11月20日)
(2012年10月03日)