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動物の赤ちゃん次々誕生!
 └─上野  2012/06/28

 上野動物園では、2012年2~6月にかけて誕生した動物の赤ちゃんが、次々とお目見えしていますので、赤ちゃん巡りをお楽しみください。

※天候や体調によっては見られない個体もいます。

キンカジュー:1頭
 誕生日 :2012年2月11日
 展示場所:西園 小獣館
 性別  :不明

 巣箱に入って出産・子育てをします。4月ぐらいから子どもが巣穴から出てくるようになりました。展示ブースが暗いので目を慣らして探してみてください。

アビシニアコロブス:1頭
 誕生日 :2012年2月29日
 展示場所:東園 サル舎
 性別  :オス

 大人は白黒の体をしていますが、生まれた時の赤ちゃんは真っ白で、徐々に黒い毛が出てきます。この子はもう黒い毛が出てきており、群れの中で一人で活発に動くようになっています。

ケープハイラックス:1頭
 誕生日 :2012年3月6日生まれ
 展示場所:西園 小獣館
 性別  :不明

 イワダヌキ科のハイラックスはゾウの近縁種といわれています。子どもは生まれた時から毛が生えて目も見えます。現在は、両親の間で寝ていたり、ひとりで木の上を歩いたりしています。

ヒツジ(コリデール):1頭
 誕生日 :2012年3月9日生まれ
 展示場所:子ども動物園 なかよし広場
 性別  :メス

 9年ぶりに生まれ、オーロラと名付けられました。成長著しく、親とひとまわりほどしか変わらなくなっています。

ワオキツネザル:1頭
 誕生日 :2012年3月23日生まれ
 展示場所:西園 アイアイのすむ森
 性別  :不明

 キツネザルの仲間で縞々のしっぽが名前の由来です。母親は2007年6月生まれのフウです。順調に成長し、一人で活発に動くようになっています。

ブラッザグエノン:1頭
 誕生日 :2012年4月10日生まれ
 展示場所:東園 サル舎
 性別  :不明

 サルの仲間でもとくにきれいな色をしています。最近では母親から離れて遊ぶことも増えてきました。

オリイオオコウモリ:1頭
 誕生日 :2012年4月24日生まれ
 展示場所:西園 小獣館
 性別  :不明

 沖縄諸島に分布する体長19~25㎝のコウモリです。普段は親の翼の中に隠れていますが、15時頃の餌の時間がみられるチャンスです。

ヤギ(トカラヤギ):2頭
 誕生日 :2012年5月9日生まれ
 展示場所:子ども動物園 なかよし広場 
 性別  :どちらもメス

 生まれたとき、1頭が立てない状態でしたが、獣医と飼育担当者の手当てにより今ではすっかり回復し、2頭そろって母親について歩いています。

アイアイ:1頭
 誕生日 :2012年5月11日生まれ
 展示場所:西園 アイアイのすむ森
 性別  :不明

 当園では2年ぶりの出産です。樹上の巣箱で出産しました。今回の仔はとても元気で、自ら巣箱の外に出てきてしまい、落ちてしまうことがあります。しかし、落下防止のハンモックをつけているので、大丈夫です。元気に育っており、もう少しで枝にもつかまれるようになるでしょう。

オグロプレーリードッグ:3頭
 誕生日 :2012年5月14日に確認
 展示場所:東園 バイソン舎手前
 性別  :不明

 草原に生息し、地下にいくつもの巣穴を作って生活しています。日中は3頭の子どもたちもよく巣穴から出てきていますので、その姿をよくご覧いただけます。

ニホンザル:2頭
 誕生日 :2012年5月18日、28日
 展示場所:東園 サル山
 性別  :どちらもメス

 最北端に生息するサルとして有名な「下北のサル」を展示しています。母親は5/18生まれがパンジー、5/28生まれがナノハナです。どちらも初産でしたが上手に子育てしています。

ワライカワセミ:1羽
 誕生日 :2012年5月18日、28日
 展示場所:東園 バードケージ
 性別  :どちらもメス

 鳴き声が人の笑い声に似ているためこの名がつきました。オスメスで巣箱に籠って子育てをします。最近巣立ちましたので、姿が見えるようになりました。親とほぼ同じ大きさですが、尾羽が短いので区別がつきます。まだ親からエサをもらっています。


写真:上から
 ブラッザグエノンの赤ちゃん
 トカラヤギの赤ちゃん
 生後9日目のアイアイの赤ちゃん
 オグロプレーリードッグの赤ちゃん
 ニホンザルの赤ちゃん

(2012年06月28日)



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