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コンゴウインコの展示再開
 └─多摩  2012/02/11

 2011年4月15日のニュース「コンゴウインコたちはどこ?」で、インコたちはオランウータン舎で過ごしています、とお伝えしました。

 インコたちが以前の場所から姿を消したのは2011年1月末。そして今年(2012年)の1月末、ようやく1年ぶりに皆さんの前に戻ってきました。といっても、残念ながら今のところベニコンゴウインコ1羽だけです(多摩動物公園では現在、ベニコンゴウインコを4羽、ルリコンゴウインコを3羽飼育しています)。

 展示施設をせっかくリニューアルしたのに1羽しか見られないのは、長居をしてしまった仮住まい(オランウータン舎のサンルーム)と新施設とで寒暖の差がありすぎるからです。じつは、現在放飼場に出ている個体はこれまで別の施設でくらしてきて比較的寒さへの適応力があるので、この1羽だけちょっと早めにお目見えしたのです。

 とはいえ、やはり朝夕は冷え込み、日がささないときはインコにもこたえる季節。しばらくの間、展示するのは昼間の暖かい時間帯だけです。

 春を迎えるころには、カラフルなコンゴウインコたちがそろい、にぎやかになる予定です。姿だけでなく、元気すぎるほどの鳴き声が新施設の周囲に響きわたるはずです。

〔多摩動物公園南園飼育展示係 齋藤麻里子〕

(2012年02月11日)



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