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モウコノウマの「レオ」、おつかれさま
 └─多摩  2011/11/14

 多摩動物公園のモウコノウマ「レオ」が、死亡しました。

 レオは、1983年にスイスのベルンで生まれ、1987年に多摩動物公園に来園。2頭のメスとのあいだに8頭の子どもをもうけ、繁殖に大きく貢献しました。

 先日11月2日にも、「サーシャ」とのあいだにできた子ども「ハーン」が生まれたばかりでした(ニュースはこちら)が、約1週間ほど前から食欲が低下していき、11月12日に息を引き取りました。

 これからも、レオの子どもたちが元気に成長してほしいと願っています。レオ、本当におつかれさまでした。

死亡時刻 2011年11月12日(土)15時30分

性別   オス

年齢   28歳

死因   肝機能障害

当園での飼育状況
 レオを除くと、5頭(オス1、メス4)となりました。
 ※ハーンを含む。

モウコノウマについて
 モウコノウマは世界で唯一の野生馬で、野生下では一度絶滅しました。しかし、現在、動物園で増やした個体を再導入し、野生復帰を遂げています。


関連記事:モウコノウマの「レオ」(2010年10月)

写真:元気だったころのレオ

(2011年11月14日)



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