葛西臨海水族園で飼育しているイワトビペンギンに、2010年もかわいい赤ちゃんが誕生しました。
5月21日から相次いで孵化した赤ちゃんは現在4羽。孵化当初は70グラムほどしかなかった赤ちゃんたちも、両親がせっせと吐き戻して与えてくれる魚を食べてぐんぐん大きくなり、約1か月で1000グラム以上にまで成長しました。
小さいころは親のおなかの下にすっぽりとおさまっていましたが、最近は親のおなかの下からはみだしてしまうほど体が大きくなりました。
イワトビペンギンは南極周辺の島々に生息するため、東京の暑い夏を屋外で過ごすことができません。そのため、現在は非公開の冷房室の中で飼育しており、残念ながら子育てのようすをみなさんにごらんいただくことができません。
しかし、東京ズーネットをごらんになるみなさんには、特別に赤ちゃんたちの姿を紹介します。右の写真をごらんください。
〔葛西臨海水族園飼育展示係 山口香子〕
(2010年06月25日)
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