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ニホンコウノトリ、今年も誕生
 └─多摩  2009/05/01

 ニホンコウノトリの繁殖シーズンをむかえ、2009年3月18日~24日、メスの「黄黒」が4卵を産卵。父親は「白白」です(「黄黒」「白白」は足環の色による呼称[愛称])。4月9日にすべて孵卵器へ移し、4月17日に有精卵2個を戻したところ、4月18日と20日、いずれも孵化していました。性別はまだわかりません。2羽とも順調にそだっています。

 多摩動物公園では、1988年に日本で初めて飼育下でのニホンコウノトリ繁殖に成功。以来、毎年繁殖を続けています。すでに 160羽を超えるひなが孵化しており、各地の飼育施設にも個体を提供しています。

 現在、多摩動物公園のニホンコウノトリは、オス30羽、メス28羽、そして今回の2羽で計60羽。日本国内では、2008年末のデータによると、14の施設で、オス96羽、メス94羽、計190羽が飼育されています。

・東京ズーネットBB「ニホンコウノトリ」(2004年3月撮影)
・東京ズーネットBB「よみがえる野生の翼」(どうぶつえんシアターVol.03)

(2009年05月01日)



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