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昆虫園の池でカエルの孵化が始まりました
 └─多摩  2009/02/20

 梅の花も咲き始めた(2009年)2月中旬、多摩動物公園昆虫園本館の横の池(写真上)で、たくさんのオタマジャクシが卵から孵化し始めています。

 写真中上はヤマアカガエルのオタマジャクシです。ヤマアカガエルは本州、四国、九州に分布していて、多摩動物公園内にも生息しています。多摩動物公園は、カエルを襲う伝染病「カエルツボカビ症の調査研究のために、南西諸島担当の飼育係が裏で飼育しています。

 体長は38~78ミリで、メスの方がオスより大型です。「ニャッニャニャニャ」と低い声で続けて鳴きます。

 現在、オタマジャクシが枯れ葉の上に群がっているようすが見られます(写真中下)。昆虫園本館にお越しの際は、ぜひ池の中ものぞいてみてください。

写真下:ヤマアカガエルの親

〔多摩動物公園昆虫園飼育展示係 杉田務〕


(2009年02月20日)



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