大島公園動物園の名物である「サル島」に2008年7月、長さ62メートルの吊り橋が架かりました。
あたらしい橋の上から、動物たちを間近に見ることができます。ここでくらしているのは、バーバリーシープとワオキツネザルです。もともとアフリカ大陸北部の岩山にすんでいるバーバリーシープは、サル島のごつごつした溶岩の上でも軽々と駆け登ってきます。今年(2008年)生まれたバーバリーシープの小さな子どもとたちでさえ、おとなたちの後について、すいすいと岩山を登ります。
ワオキツネザルも長い尻尾でバランスをとりながら、軽々とした足どりで岩山の上で生活しています。
海と山に囲まれた大島公園動物園のサル島。ぜひ現地でじっくり観察してください。
〔大島公園動物園 天野典子〕
(2008年10月03日)
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