催し物
9/23 上野動物園の動物慰霊祭
 └─2014/09/12

 上野動物園で、2013年9月から2014年8月までの1年間に死亡した動物たちの慰霊祭をおこないます。

日時 2014年9月23日(火・祝)13時30分~14時

場所 上野動物園 東園 動物慰霊碑前(ゾウ舎横)

内容
・園長あいさつ
・主な慰霊動物の紹介
・代表慰霊動物(代表:マナヅルの「ヅル」)への弔辞
・職員と当日来園された方々からの献花(花は当園で用意します)

主な慰霊動物
慰霊動物名前性別死亡年齢死亡日飼育年月エピソード
アメリカ
バイソン
グンマオス23歳4ヶ月2013年
9月20日
20年2ヶ月1990年5月19日に群馬サファリワールドで生まれ、1993年7月1日に上野動物園にやってきました。イノシシの仲間のクビワペッカリー三姉妹と仲良く同居していました。上野動物園で飼育されたアメリカバイソンの中で最高齢です。
ブラウン
キツネザル
No.081オス35歳6ヶ月2013年
9月20日
4年3ヶ月ドイツのケルン動物園で生まれ、2009年5月22日上野動物園にやって来ました。3歳年下のメスとたいへん仲がよく、毎晩寄り添って寝ていました。
ブラッザ
グエノン
フクオス16歳1ヶ月2013年
10月30日
9年11ヶ月食欲旺盛で、りっぱな体つきをしていました。オスの「キョウ」とよくタックルをして遊んでいました。
ベンガル
ヤマネコ
インタンメス19歳4ヶ月2013年
11月22日
18年3ヶ月1994年6月23日シンガポール動物園生まれ。腎臓の不調が見られたので、専用のハンバーグを作って与えるなどしたところ、長生きをして、たくさんの子どもを残しました。
ハシボソ
ガラス
白色個体
(アルビノ)
オス11歳7ヶ月
以上
2014年
1月2日
10年9ヶ月2002年5月16日に新潟県で保護された4羽のうち、2羽が当園へやってきました。2009年1月17日に1羽が死亡、それ以降は1羽で暮らしていましたが、ツル舎の隠れた人気者でした。
マナヅルヅルオス48歳6ヶ月2014年
1月9日
48年6ヶ月「ヅル」は1965年6月16日当園生まれ。国内最高齢を記録し、また当園で飼育するすべての鳥類の中で最長飼育期間の記録をもち、長寿・長年飼育動物として毎年表彰をされていました。後を追うように死亡した「マナ」との間に生まれたたくさんの子どもは国内各地で活躍しています。
マナメス35歳以上2014年
3月3日
34年8ヶ月
アンデス
イワドリ
No.10オス14歳以上2014年
3月11日
14年11ヶ月南アメリカのアンデス地方の熱帯雨林にすむ鳥でペルーの国鳥です。オスは鮮やかなオレンジ色で、頭に大きなかんむり羽があり、バードハウスで目立った存在でした。
ホフマン
ナマケモノ
コウメス34歳以上
(推定)
2014年
4月13日
31年1983年にオスの「ヒデ」と一緒にアメリカのリンカーンパーク動物園から来園しました。推定34歳を迎えた高齢のおばあちゃんで、国内で最後のホフマンナマケモノでした。
カリフォルニアアシカカーキオス10ヶ月2014年
5月11日
10ヶ月「カーキ」は2013年6月14日に生まれましたが、残念なことに急死しました。
「チャッピー」は、これまで6頭の子どもを育て上げ、上野動物園では2013年6月13日に生まれたオス「チャンス」が見られます。6月20日にも出産の兆候が見られましたが、残念ながら胎児が死亡、チャッピーも難産にともなう呼吸不全で亡くなりました。
チャッピーメス18歳2014年
6月21日
17年2ヶ月

アメリカバイソンの「グンマ」
ブラウンキツネザル「No.081」(左側)
ベンガルヤマネコの「インタン」

アンデスイワドリ「No.10」
ホフマンナマケモノの「コウ」
カルフォルニアアシカの「チャッピー」(左側)


◎関連ページ
9/9-9/28 上野動物園のベテラン動物を紹介しています!
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9/23 井の頭自然文化園の動物慰霊祭

写真:マナヅルの「ヅル」

(2014年09月12日)



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