催し物
「コウモリ展──吸血鬼なんかじゃないもん……」開催
 └─2011/07/28

 2011年と2012年は国連が定めた「国際コウモリ年」。あまり知られていませんが、哺乳類の種数の約1/4を占めるコウモリは、地球の生態系のバランスを保つために重要な役割を果たしています。

  国内の動物園で最も多くの種類のコウモリを飼育している上野動物園では、そんなコウモリをより深く知ってもらうため、国際コウモリ年記念特別展「コウモリ展──吸血鬼なんかじゃないもん……」を開催します。

 今回の展示は、コウモリの会(※)で作成したパネル等の展示物の一部をお借りして開催します。どうぞご覧ください。

日時 2011年8月23日(火)~9月19日(月・祝)
   10時~15時


場所 西園ズーポケット

内容

・コウモリとはどんな動物か
 哺乳類で唯一、自分の力で空を飛べるグループであるコウモリ。
どんな所に住んでいるのか、何を食べているのかなどを、わかりやすいパネルで解説します。

・コウモリの不思議
 コウモリのいろいろな能力を、標本や模型を使って解説します。

・コウモリグッズの展示
 理由もなく嫌われることの多いコウモリですが、中国では幸運をもたらす動物とされています。世界各国のコウモリグッズをご紹介します。

コウモリの会
 1992年に発足した日本のコウモリ類の研究と保護を考える会です。目撃情報の少ない日本のコウモリについての情報を集め、会報「コウモリ通信」で発信するとともに、コウモリの生態や自然界での役割について広く一般の方に知ってもらうことを目的に、1995年より毎年各地で「コウモリフェスティバル」を開催しています。

・関連情報 「国際コウモリ年」の記事(AFP通信)

(2011年07月28日)



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