催し物
国際博物館の日に「上野の山でクマめぐり」5/17開催
 └─2009/03/06

 5月18日は「国際博物館の日」。これを記念して、国際博物館の日の前日である2009年5月17日(日)、上野動物園、国立科学博物館、東京国立博物館の連携イベント「博物館・動物園セミナー 上野の山でクマめぐり」を開催します!

 上野動物園では生きたクマ、国立科学博物館ではクマの標本、東京国立博物館ではクマに関する美術作品──さまざまな角度からクマについて学ぶセミナーです。

日時 2009年5月17日(日)
   午前9時15分~午後2時

会場 上野動物園、国立科学博物館、東京国立博物館

対象 中学生以上30名

参加費 1,000円(資料代、昼食代[飲み物付]
    上野のれん会加盟レストランが特製弁当を
    ご用意します)

内容

上野動物園で:
「生きたクマの観察」──ぬいぐるみや絵本で親しまれる一方、人を襲う恐ろしいイメージもあるクマ。生きたクマの体や動きを観察します。また、上野動物園では北極から熱帯まで、各地域に生息する4種のクマを飼育しています。その比較を通じて、環境に応じたちがいがわかります。動物園での発見がつぎの二つの博物館での「クマめぐり」につながっていきます。解説は上野動物園動物解説員の小泉祐理。

国立科学博物館で:
「クマの標本の観察」──クマは食肉目クマ科の哺乳類です。怖いイメージもありますが、ほかの動物を襲って肉を食うというイメージはあまり正しくありません。では、かれらの主食はいったい何でしょう? そんな疑問に、国立科学博物館の標本が答えてくれます。クマの体の秘密について、頭骨標本や骨格標本を用いて解説します。解説は国立科学博物館動物研究部研究員の川田伸一郎さん。

東京国立博物館で:
「博物館のクマ」──昔からクマは、人間にとって信仰の対象や力持ちのシンボルでした。古代中国にはクマをモチーフにした鏡や壺が多くあります。また、江戸時代の日本ではクマを象徴した甲冑が作られ、力持ちの金太郎伝説にはクマが登場します。クマに関係する美術品を見ながら、人が抱くクマのイメージ、人とクマの関わりなどをお話しします。解説は、東京国立博物館教育講座室の神辺知加さん。

スケジュール

09:15 上野動物園 正門前集合
09:30 上野動物園でのセミナー
10:45 国立科学博物館でのセミナー
12:00 国立科学博物館で昼食
13:00 東京国立博物館でのセミナー
14:00 東京国立博物館で解散

申込方法
 参加ご希望の方は、往復はがきにイベント名「上野の山でクマめぐり」 、参加者の氏名とフリガナ、職業(あるいは学年)と年齢、住所、電話番号を明記し、返信面の宛先を記入して、〒110-8711 台東区上野公園9-83 恩賜上野動物園 教育普及係「上野の山でクマめぐり」係にお送りください。なお、はがき1枚に2名まで。応募多数の場合は抽選をおこないます。なお、15名までは中高生を優先します。

しめきり 2009年4月30日(木)消印有効

※なお、当日、マスコミ等の取材が入る場合があります。ご了承ください。

上:上野動物園のツキノワグマ
中:クマの頭骨
下:熊を掌に載せる金太郎(部分、鳥居清長筆、江戸時代)

(2009年03月06日)



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